2018年2月28日水曜日

子育てと部下育成と


先日、会社の先輩のお通夜の帰りに偶然同期のTにあった。
途中までの帰り道も一緒だったので、久しぶりに色々と話しながら、帰ることに。

彼は、割とお調子者タイプで、可愛がられキャラながら、いじられつつも
「すいませーん。頑張りまーす」
みたいなに、社会渡って行く感じなんだろうなと思っていたんだが
久しぶりに話したら、しっかりとしていて、ある意味すごく頼りがいのあるキャラに成長していた。

 *

いま、部下何人くらいいるの?

「え、8人。チームが俺入れて9人だからね。それでなんとか回してるよ。」

そうなんだ。8人も居たらさ、いろんな奴いるでしょ?
何度言っても、遅刻する奴とか
指示したこと、全然やらない奴とか

「そりゃ、いるよー。
 金曜もさ、明らかに、明らかに寝坊したんだと思うけど。
 『体調不良なんで午前休でお願いします』みたいなのが来てさ、
 割と大事なミーティングとかあったんで、ちょっとがっくりみたいな」

だよね、だよね。
で、Tはどうすんの?そんな時は。

「おれも、なんだかんだで3年管理職やって、気づいたのはさ
 ”自分の価値観を相手に当てはめようとしてもダメ”ってことなんだよ。
 だから、今はもう、気づかないふり。

 そりゃ、よっぽどダメな事ってのもあるよ。そのラインだけ自分で決めたら、
 あとは任しておくよ。」

すごい!今おれすごい感動した。お前そんな風に考えるようになったのね!
ホント成長してんね。

「いや、もうぶっちゃけさ、
 病気になって、会社これなくなったり、辞めちゃうのに比べたらさ
 毎日、元気に営業活動してくれればそれでいいよ。って思うようになった。」

それ、もう殆ど親じゃん!
そんな風に考えられるんだ!!??

「そうなるって。去年の秋にメンバー一人辞めちゃったんだけどね。
 まあ、そいつは割と今の仕事をしたことで、『もう少し領域の広い仕事をしたい』って
 前向きな理由だったからさ、そうなるともう引き留められないっていうか、
 むしろ、よし頑張れ!みたいな感じにもなってね。」

 *

そうこうしてる内に、お互いの降りる駅に来て分かれたのだが、
18年も経つと、ずいぶん人は成長するんだなぁと感じたひと時だった。

それと同時に、部下育成と子育てってやっぱり感覚的にはすごく近いというのを
改めて、同期の様子や発言から再認識するいい機会だった。

自分自身に当てはめて考えても、

息子も、まあ、言うこと聞かないし、約束守らないし、色々困ったことも多いが
毎日元気に学校に通い、たくさんの友達に囲まれて毎日楽しくやっている事を考えれば
それだけで、本当は十分かもしれないなと。

会社でも後輩が、お願いした作業が遅々として進まず、
自分の感覚からしたら、3~5倍位時間がかかっているんだが、
まあ、それはそれで、もしかしたら不得手なのかもしれないということで
今度は、もう少し得意な事を見つけるようにしていこう。

彼と別れて、電車で一人になってから
そんなんことを考えながら、家路へ向かいました。



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