2014年9月24日水曜日

「~NPOのための~ 情報発信に効く!編集術ワークショップ」 参加メモ


昨日、編集術ワークショップなるものに参加してきたのでシェア。

ISIS編集学校本楼という壁一面本に囲まれた幸せなお洒落空間のなか
編集というものをちょこっと学んできました。

編集という作業そのもの、非常に感覚的にやってきたので、
体系だって、学ぶのはまったくの初めてだったので、
非常に新鮮に学ぶことができた。

ちょっと、この手の本とか読んで勉強してみようかな?

------------------

CANPAN × イシス編集学校
「~NPOのための~ 情報発信に効く!編集術ワークショップ」

日時 2014年9月23日(火) 13:30~16:30(13:00受付開始)
場所 編集工学研究所 1階「本楼」
   地図: http://www.eel.co.jp/others/access.html
主催 イシス編集学校、日本財団CANPANプロジェクト
共催 企画協力:設樂剛事務所


◆レクチャー篇(CANPAN 山田氏)
○はじめに
・本日のセミナー 58名の参加。キャンセル待ちが出る程の大盛況
・CANPANとは、日本財団よる、市民、NPO、企業などの活動を支援プロジェクト
・日本財団とは、競艇の資金により成り立っている
・山田氏、年間50回のセミナー開催。内30回は日本財団ビル他で主催

○なぜ今NPOにとって個人の情報発信が必要か
・NPOでも団体としての情報発信から、個の情報発信が重要になってきている
・個々人の等身大の情報発信からファンや個人間のつながりなどが生まれる
 そこから組織団体へと好感を持ってもらう、という導線も考えられる
・情報を届けたいという発信だけでなく、関係作りを目的とした情報発信

○重要な三つの「コ」
・コンテンツ
 - どのような情報を、どうやって発信していくのか?
・コミュニケーション
 - どのような関係性を築いていくのか
・個
 - 団体から個人だけでなく、個人から個人。○○さんが云っているのなら・・・
 - 団体としての物語づくり、個としての物語づくり


●情報発信に必要な情報編集力とは(イシス編集学校 吉村氏)
○はじめに
・会場 ISIS編集学校 本楼。
・建物内に6万冊の本がある中、本楼には2万冊の本があり壁一面に本が並んでいる
・本は、ブロック毎に時代やテーマに沿って集められている(編集されている)
・情報のINPUTとOUTOPUTその間にあるものが編集という作業
・私たちの身の回りにあるもののほとんどに編集の観点や発想が盛り込まれている
・例えば料理。食材を買う、調理する、お皿に盛りつける。そのプロセスも編集

○編集にける3つの”M”
・Media(媒体)、Method(手法)、Message(何を伝える)
・今回はMethodに焦点をあてていく
・”自分を入れた編集”というところを実践していく


○WORK1「会場内より本を探し、自己紹介と何故その本を選んだか」
⇒僕が選んだのは、 「SMOKING ROOM 喫煙室」というJTの無料冊子
 林海象監督他 柳美里、里中満知子 等による3ページほどの煙草エッセイを掲載

⇒理由 パッと目に入ったので手にとったらJTが発行していた
    奥付をみると無料発行で、元来広告などのコマーシャル的なものが好きで
    さらに、開いてみると、林海象監督が濱マイクの事を書いていて、
    これまた、好きな映画だったため時間いっぱいそのまま読み進めていた

・その他、タイトルに惹かれた人、好きな作家(荒俣宏氏)のレア本、
     好きな本(シリアス)の作家によるダジャレの本、
     タイトルに得意先の名前が入ってた などで選らんだ人が居た

※何かと何かを繋ぐのが編集
⇒異質なものから自分を紹介してみるというワークを行った。


○多面的な視点から情報を集める
・フィルターを入れ替えるという作業
 - 情報を入れてから取捨選択するのではなく、収集と取捨選択を同時に行ってる
 - 赤いものを挙げて下さいというのと、赤いものを探してくださいの違い
・フィルターのクセ。好きなものは目に付き易い
・予め、自分の持っているフィルターのクセを知っておく
 - 得意なフィルターを明確にしておく
 - 意図的にフィルターを変更する


○編集は不足から生まれる
・無いものに目を向ける
・企画、問題解決、報告レポート、「何が足りない」「何が不足している」に着目
 - 既存レストランに「足りないもの」を発見することで新しいサービスの発想
 - ある街に「不足しているもの」を観察することで、街の活性化方針が生まれる
※「何が足りないか?」を絶えずつかみ直す事が、仕事を自立的に改善する基礎


○WORK2 自分の情報を書き出してみる
・自分の属性をポストイットに書き出してみる(5min)
・自分に無いものをポストイットに書き出してみる(5min)
・属性を並べ替えてみる アピールしたい順(3min)
・属性を並べ替えてみる 情報発信したい順(3min)

※編集を行うためには、まず情報を集めてくる必要がある
 そこから選択し抜き出し形づけたり、方向付けたりする

・情報の”地”と”図”という観点。つまりは”分母”と”分子”
・自分を紹介する素地を変えることで、見せ方(図面)もまた変わる→“編集的自由”


○いじりみよ創文術
・「いじりみよ」は、"位置づけ""状況づけ""理由づけ""見方づけ""予測づけ"
 の5つの頭文字を取ったもの
・出来事を人に伝える時に、これら5つの要素が含まれているかが鍵となる
・"位置づけ":起こった事が何であったか?何が言いたいか?
・"状況づけ":背景にある動向。さらに絞り込んでいく
・"理由づけ":起こった原因や理由。
・"見方づけ":大局的な意味。理由付けとは違う見方。視点を飛ばす。日から米へ
・"予測づけ":物事や事件がどうなっていくのか?及ぼす影響など


○WORK3 いじりみよ作文
・先の自分情報から何か伝えたいことを選んで「いじりみよ」してみる

 位置づけ:部屋に極力ものを置かないという生活に憧れる
 状況づけ:近年の断舎利ブームやシンプルに生活したいという気持ちから
 理由付け:元来収集癖があり、好きなものを集めてしまう
 見方付け:減らせないのなら、先ずは増やすのを辞めてみたらと云われる
 予測付け:何かの際には、それらのものに押しつぶされてしまうかもしれない

・文章作成(200字以内)
「コラム風」
 部屋にモノを多く置かないという生活に憧れる。近年の断舎利ブームにのっかりたいという気持ちやシンプルな暮らしをしたいという考えから来るものだ。しかし、元来収集癖があり、レコードや本など好きなものを集めてしまう為、絞り込むのが非常に困難である。周囲からは先ずは、今以上に増やさなければ?と云われるが、それが出来るくらいならば世話はない。このままでは、多くのレコードに押しつぶされる日が来るかもしれないが、それもまた一興かも。

「SNS風」
 何も置かないシンプルな部屋。そういうのって憧れない?僕は憧れます。世の中的には、断舎利に乗っかってる感はちょっとアレだけど、ごちゃごちゃしているよりもさっぱりしている方がいいよね。でも、世の中には楽しいものが溢れてて、そういうのを見つけるとついつい欲しくなっちゃうので、減らせ!増やすな!って云われても、ついつい増えちゃうよね。まあ、最悪それらの下敷きになっちゃってもそれはそれで、幸せかもね。


※対象を変えることで、内容を変化させることが大事。


○最後に
・予測づけで未来を語る。imageをmanagementする
・団体としての発信が個人に刺さりにくい
・個人としての発信で、団体の情報をつなげていく
・文字数制限が難しいという声があったが、制限が新たな工夫を生んでいく
 - 江戸時代鉄砲職人が規制され、花火職人ができたように


以上

------------------

「何が足りない」「何が不足している」に着目する事や
いじりみよ作文は、単なる情報発信だけにとどまらず、
戦略立案や自分の中での整理とか日々の生活でも応用できそう。



0 件のコメント:

コメントを投稿